頻尿・尿漏れを治して、もう一度旅行に行きませんか?蒲田の泌尿器科専門医からの提言。
こんにちは。大田区蒲田にある「かまた腎泌尿器・内科クリニック」院長です。
ここ最近は雨が多く、ストレスが溜まる毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、泌尿器科医として毎日多くのご高齢の患者様と接する中で、皆様の心の奥にある「切実な願い」を痛感しています。
「トイレを気にせず、行きたい場所へ自由に行ける体」「誰に気兼ねすることなく、朝までぐっすり眠れる夜」
つまり、「当たり前の日常を楽しむ自由」ではないでしょうか。
今回は、ご家族のQOL(生活の質)を劇的に変えるかもしれない、最高のプレゼント=「排尿ケア」についてお話しさせてください。
「どうせ年だから」と諦めている、その裏側
久しぶりに会ったご実家のお父様、お母様に、こんな様子はありませんか?
- 「昔は旅行好きだったのに、最近めっきり外出しなくなった」
- 「温泉やバスツアーに誘っても、『迷惑をかけるから』と断られる」
- 「スーパーへの買い物すら、億劫がっている」
- 「夜、何度もトイレに起きていて、日中はテレビの前でウトウトしてばかり」
- 「洗面所に、尿漏れパッドが大量に買い込まれている」
実は、その裏にはご本人が誰にも言えずに抱えている「排尿トラブル」が隠れていることが非常に多いのです。
「移動中に漏らしたらどうしよう」
「何度もトイレ休憩をお願いしたら、みんなに迷惑がかかる」
「ズボンにシミがついているのを人に見られたくない」
そんな不安と恥ずかしさが、ご本人の行動範囲を狭め、楽しみを奪い、社会とのつながりを断ち切ってしまっています。
これを医学的には「社会的フレイル(虚弱)」と呼びますが、ここから認知症や寝たきりへと進行してしまうケースも少なくありません。
トイレの不安さえなくなれば、人は驚くほど活動的になれるのです。
「もう一度、旅行に行きたい!」という気力を取り戻す鍵は、実は泌尿器科にあるのかもしれません。
現代医療で「トイレの自由」は取り戻せます
今の泌尿器科の治療は、以前とは比べ物にならないほど進化しています。
手術などの大掛かりなことをしなくても、生活を改善できる方法がたくさんあります。
1. 過活動膀胱(急な尿意・頻尿)
「おしっこがしたい!」と思ったら我慢できない症状です。
今は、1日1回の飲み薬で、膀胱の勝手な収縮を抑え、トイレの回数を減らすことができます。口が渇きにくい新しいお薬も登場しています。
実は生活習慣も深く関わっており、当院では指導もしております。
2. 前立腺肥大症(出しにくい・残る感じ)
ご高齢男性の多くが悩む症状です。
尿道を広げて出しやすくするお薬や、前立腺を小さくするお薬があります。体に負担の少ない新しい治療法も増えています。
簡単な腹部超音波検査で診断がつきます。
当院では施行しておりませんが、低侵襲手術を外来で施行しているクリニックもあります。(大田区だとなかむら泌尿器科クリニック雑色)
3. 腹圧性尿失禁(咳やくしゃみで漏れる)
お薬だけでなく、座ってできる「骨盤底筋体操」を正しく行うことで、筋肉を鍛えて改善を目指せます。
当院では磁場の力を使って体操をサポートする特殊な椅子を導入しており、自身での体操が難しい方にご提示しております。(自費 1回2000円)
「治したい」と思ったその日が、新しい生活のスタートラインなのです。
「誠意・礼譲・質実剛健」で支える地域医療
人生の大先輩であるご高齢の患者様に対し、最大の敬意を持って接する私たちの姿勢そのものです。
無理に高額な治療や、体に負担のかかる検査を勧めることはありません。
その方の体力、認知機能、生活スタイルに合った「ちょうどいい、続けられる治療」を実直に提案いたします。
最高のプレゼントは「受診のきっかけ」
ご高齢の方は、「自分から泌尿器科に行きたい」とはなかなか言い出しにくいものです。
ご家族からの「一緒に行こう」「心配しているよ」という一言が、頑固な背中を押す一番の力になります。
大田区蒲田地域の皆様へ
京急蒲田駅西口から徒歩1分の当院は、エレベーター完備の完全バリアフリー設計です。
車椅子やシルバーカーをご利用の方でも、そのまま診察室までお入りいただけます。
もちろん、ご家族同伴での受診も大歓迎です。
普段のご自宅での様子や、ご本人が言い忘れていることなどを、ご家族から補足してお話しいただくことで、より的確な診断ができます。
よくいただくご質問
Q. 高齢で高血圧や糖尿病の薬も飲んでいますが、飲み合わせは大丈夫ですか?
A. とても重要な点です。ぜひ「お薬手帳」をお持ちください。私は内科医としての視点も持ち合わせているため、他のお薬との飲み合わせや、腎臓への負担を総合的に考慮して、最も安全なお薬を処方します。
Q. 認知症があっても受診できますか?
A. はい、可能です。 ご家族のサポートがあればスムーズですが、可能な限りご本人の尊厳を守りながら診療します。実は、排尿リズムが整うことで夜間良眠できるようになり、昼間の認知機能が改善したり、介護負担が減ったりするケースも多々あります。
Q. 手術を勧められたらどうしようと怖がっています。
A. いきなり手術を勧めることはありません。まずは体に負担の少ないお薬や生活指導から始めます。もし手術が必要な状態であっても、ご本人の体力や「どう暮らしたいか」という希望を最優先に考え、納得いくまで相談します。
最後に〜笑顔の時間を増やすために
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「トイレの不安がなくなって、久しぶりに家族で外食を楽しめました」
「夜起きなくなったので、顔色が良くなりました」
後日、そんなご家族からの報告を聞くことが、私たち医療スタッフにとって何よりの喜びです。
今年の敬老の日が、ご家族皆様にとって、笑顔あふれる「健康への第一歩」となりますように。
私たちが全力でサポートさせていただきます。
東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
京急蒲田駅西口 徒歩1分
TEL: 03-6715-8803
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金曜日は20時まで診療しています。
受付は15分前終了
休診日 : 木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
監修医師
日本泌尿器科学会専門医
日本性感染症学会認定医
院長 青木洋