女性の疾患

急性膀胱炎
尿道に細菌が入ると急性膀胱炎が発症します。女性の場合は尿道が短く、膣や肛門が隣接しているため、腸内細菌(大腸菌)による膀胱炎が起こりやすいです。症状としては排尿時痛、頻尿、残尿感がメインですが、血尿を伴うこともあります。また放置しておくと菌が腎臓に上行し、腎盂腎炎を発症することもあり注意が必要です。治療としては超音波で腎盂腎炎の兆候がないことを確認した上で、抗生剤を内服します。
尿道脱
尿道の出口の粘膜が外にめくれてしまう状態です。排尿後のトイレットペーパーに血がつく、下着に血が付くなどが多いです。軟膏で経過観察にすることが多いですが、出血が多い場合は手術となります。全身麻酔を勧めます。
尿道カルンケル
中高年女性の尿道の入り口(6時方向)にできる良性腫瘍です。排尿後のトイレットペーパーに血がつく、下着に血が付くなどで気づくことが多いです。治療が必要なことは少ないですが、出血がひどい場合は切除します。

小児の疾患

夜尿症
夜尿症(おねしょ)は5歳以上の小児の就寝中の間欠性尿失禁であり、1カ月に1回以上の夜尿が3カ月以上続くことで診断されます。原因としては膀胱容量が少ないことや、抗利尿ホルモンの分泌能が低いことが考えられております。治療は第一に生活指導が勧められます。具体的には定時排尿や塩分制限などですが、あまりこだわると子供のストレスとなり改善が見られないことも多いです。薬物療法(バソプレシン)、アラーム療法を早期に導入し症状の軽快を狙い、膀胱機能やホルモン分泌能が携わってきたタイミングで減量していく治療を行っていきます。
精巣捻転
精巣捻転は主に学童期に起こる緊急度の高い疾患です。精巣は精索というパイプのような構造で体内とつながっており、精管や血管が中に収納されています。精巣が捻じれることで、精巣への血流が途絶え、時間がたつと精巣が壊死してしまいます。症状は突然の精巣痛、吐き気(嘔吐)、腹痛です。診断は超音波でつけますが、炎症との区別がつくにくいことも多いです。治療は用手整復で難しければ手術となります。発症後6時間以内に捻転が解除できれば精巣機能が維持される可能性が高いです。
亀頭包皮炎
小児男子の陰茎は基本的には包茎ですが、包茎の状況だと亀頭と包皮の間に膿がたまりやすいです。亀頭包皮炎とはそのような不衛生な状態で細菌が入り込み、亀頭包皮が炎症で赤くはれてしまって痛みがでます。ステロイド軟こうや抗生剤入りの軟膏で治療します。小児は陰茎が大きくなる過程のため、包茎手術は基本的にはお勧めしません。
たんぱく尿
たんぱく尿で問題となるのはたんぱく尿の量が多い時や、血尿が混じっている時です。最も多い理由は起立性たんぱく尿と言われており、治療は必要ありません。近年猛威をふるっている溶連菌感染は糸球体腎炎を起こすことでよく知られており、治療後には必ず尿検査が必要です。
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03-6715-8803
住所
東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
診療科目
泌尿器科・性感染症内科
女性泌尿器科
小児泌尿器科・一般内科
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金曜日は20時まで診療しています
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