泌尿器科の検査が不安な方へ|蒲田の泌尿器科専門医が痛みの少ない検査方法を解説

もしかして、こんなお悩みはありませんか?

泌尿器科の受診を考えているけれど、「検査は痛いのではないか」「恥ずかしい検査があるかもしれない」「何をされるか分からなくて怖い」といった不安をお持ちではありませんか?また、検査結果が悪かったらどうしようという心配で、受診をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、泌尿器科で行われる検査について詳しく解説し、皆様の不安を少しでも軽減できればと思います。

なぜ検査への不安を持つのは自然なことなのか

大学病院時代に多くの患者さんと接する中で気づいたのは、検査への不安を抱くのは決して恥ずかしいことではないということです。実際に、初診の患者さんの約8割の方が、何らかの検査への心配をお持ちでした。

「痛い検査があるのではないか」という不安は、特に男性の患者さんから多く聞かれる声でした。また、「結果が悪かったら怖い」「プライバシーが守られるか心配」といったお気持ちも、とても自然な反応だと思います。

実は、このような不安を持つことで受診が遅れてしまい、症状が進行してから来院される方も少なくないんです。しかし、多くの泌尿器科疾患は早期発見により、より負担の少ない治療で改善が期待できます。

私のクリニックでは、患者さんの不安な気持ちを理解し、できる限り安心して検査を受けていただけるよう、様々な工夫をしています。「先生に相談して良かった」「思っていたより全然大丈夫でした」といったお言葉をいただくと、本当に嬉しく思います。

当院で行う主な検査とその特徴

痛みのない基本検査について

まず、泌尿器科で最も基本となる検査についてご説明します。

尿検査は、全く痛みを伴わない検査です。採尿カップに尿を取っていただくだけで、感染症の有無、血尿、タンパク尿、脱水状態などの重要な情報が得られます。「こんな簡単な検査で何が分かるの?」と驚かれる患者さんもいらっしゃいますが、実はとても多くの情報を教えてくれる検査です。

血液検査についても、通常の採血と同じです。腎機能や前立腺の状態、感染症の有無などを調べることができます。当然ではございますが、問診の上、必要があるときのみ施行します。

超音波検査は、お腹にゼリーを塗って機械を当てるだけの検査です。痛みは全くありませんし、放射線も使用しません。腎臓、膀胱、前立腺の大きさや形を詳しく観察することができる、とても有用な検査です。

より詳しい検査が必要な場合

症状や初回検査の結果によって、より詳しい検査が必要になる場合もあります。しかし、これらの検査についても、患者さんの負担を最小限に抑える方法を心がけています。

膀胱鏡検査については、多くの方が「痛そう」というイメージをお持ちかもしれません。確かに以前は負担の大きい検査でしたが、現在は細い内視鏡を使用し、尿道ゼリーにより痛みを軽減することが可能です。検査前に十分に説明し、患者さんのご了解を得てから行います。

CT検査やMRI検査が必要な場合は、東京蒲田医療センターや牧田総合病院との連携により、スムーズにご紹介することができます。患者さんにとって最適な検査を、最も負担の少ない方法で受けていただけるよう配慮しています。

検査の進め方について

重要なのは、すべての検査を一度に行うわけではないということです。まずは基本的な検査から始めて、必要に応じて段階的に詳しい検査を行っていきます。

患者さんによく聞かれるのが「どこまで検査が必要ですか?」という質問です。これについては、症状や検査結果を見ながら、患者さんと相談して決めていきます。無駄な検査は行わず、必要最小限で最大の効果が得られるよう心がけています。

当院の検査への取り組みと配慮

プライバシーへの最大限の配慮

泌尿器科の検査では、プライバシーへの配慮が特に重要です。当院では、完全個室の診察室を使用し、検査中は必要最小限のスタッフのみが立ち会います。(状況によりスタッフには席を外させます。)

患者さんの尊厳を守ることを最優先に考えています。必要以上に肌を露出することなく、検査に必要な部分のみを確認させていただきます。

「安心して通院できる」と感じていただけるクリニックでありたいと思っています。

説明と同意に関して

どのような検査を行う場合でも、必ず事前に詳しい説明をいたします。検査の目的、方法、所要時間、考えられる不快感の程度など、患者さんが知りたい情報を包み隠さずお伝えします。

「なぜこの検査が必要なのか」「他に方法はないのか」「検査をしなかった場合どうなるのか」といった疑問にも、ご納得いただけるまでお答えいたします。患者さんが納得された上で検査を受けていただくことが、最も大切だと考えています。

検査中も、「今何をしているか」「あとどのくらいで終わるか」など、声かけを行い、患者さんの不安を和らげるよう努めています。

結果説明における配慮

検査結果については、数値や画像だけを示すのではなく、それが患者さんの健康にとってどのような意味を持つのかを、わかりやすい言葉で説明いたします。

特に、結果に問題がなかった場合は「安心していただいて大丈夫です」と明確にお伝えし、異常が見つかった場合も「今後どのように対処していけば良いか」を具体的にご説明いたします。

不安になりがちな専門用語は使わず、患者さんが理解しやすい表現を心がけています。質問や心配なことがあれば、遠慮なくお聞きください。

私の診療への想いと患者様への約束

「誠意・礼譲」の実践

私の信条である「誠意・礼譲・質実剛健」は、検査においても大切にしている考え方です。

「誠意」を持って、患者さんの不安な気持ちに向き合い、「礼譲」の心で、敬意を持って接します。どのような検査であっても、患者さんの人格を尊重し、丁寧な対応を心がけます。

地域の皆様へのサポート体制

アクセスしやすい立地と診療時間

京急蒲田駅西口から徒歩1分という立地は、検査のために通院していただく患者さんにとって大きなメリットです。「検査が不安で、遠い病院まで行く気になれない」といった方にも、気軽にお越しいただけます。

金曜日は20時まで診療を行っておりますので、お仕事帰りにも検査を受けていただくことができます。働きながら健康管理をされている方々を、しっかりとサポートいたします。

検査結果の迅速な提供

院内で実施可能な検査については、採血結果や一部の尿検査以外はその場で結果をお伝えすることができます。「結果が出るまでの間、不安で仕方がない」といった患者さんの気持ちを理解し、可能な限り迅速な対応を心がけています。

外部機関での検査が必要なものに関しては、結果が出次第速やかにご連絡いたします。また、緊急性がある場合は、適切な医療機関と連携して迅速な対応を行います。

継続的なフォローアップ

検査で異常が見つからなかった場合も、「今後どのように健康管理をしていけば良いか」についてアドバイスいたします。予防的な観点からも、患者さんの健康をサポートしたいと思っています。

定期的な検査が必要な場合は、患者さんの都合に合わせてスケジュールを調整いたします。継続的な健康管理により、病気の早期発見・早期治療につなげていきます。

よくいただくご質問

Q: 泌尿器科の検査は本当に痛くないのでしょうか?

A: 基本的な検査(尿検査、超音波検査)は全く痛みがありません。より詳しい検査が必要な場合も、現在は痛みを最小限に抑える方法があります。事前に詳しく説明いたしますので、ご安心ください。

Q: 検査結果が悪かった場合、すぐに手術が必要になりますか?

A: 多くの場合、薬物治療や生活指導により改善が期待できます。手術が必要な場合も、患者さんと十分に相談してから決定いたします。まずは検査で現状を把握することが大切です。

Q: 検査を受ける前に準備することはありますか?

A: 基本的な検査では特別な準備は必要ありません。尿検査が入る可能性が高いので、少し尿を貯めていただけると助かります。詳しくは予約時にご説明いたします。

Q: 検査費用はどのくらいかかりますか?

A: 基本的には保険診療の範囲内で行いますので、3割負担の方で基本的な検査は数千円程度です。詳しい検査が必要な場合は、事前に費用についてもご説明いたします。

Q: 家族に知られずに検査を受けることはできますか?

A: プライバシーは厳重に守ります。ご本人の同意なしに、検査結果を第三者にお話しすることはありません。安心してご相談ください。

Q: セカンドオピニオンとして検査結果を見てもらうことは可能ですか?

A: もちろん可能です。他院での検査結果をお持ちいただければ、泌尿器科専門医の立場から意見をお伝えいたします。患者さんにとって最適な治療法を一緒に考えましょう。当院ではこちらも保険診療の一貫として考え、自費診療にはなりません。

最後に〜安心して検査を受けていただくために

検査への不安は、多くの方が抱く自然な感情です。「こんなことで心配になるなんて恥ずかしい」と思う必要は全くありません。むしろ、そのような慎重さが、ご自身の健康を守ることにつながるのです。

私たち医療従事者の役割は、単に検査を行うことではありません。患者さんの不安な気持ちに寄り添い、安心して検査を受けていただけるよう、精一杯サポートすることだと考えています。

泌尿器科専門医・内分泌代謝科専門医としての知識を活かし、皆様の健康管理をお手伝いいたします。最新の医療技術と、患者さんを思いやる心を両立させた診療を心がけています。

大田区蒲田地域の皆様の健康を守ることが、私の使命です。一緒に、前向きな健康管理に取り組んでいきましょう。


クリニック情報 かまた腎泌尿器・内科クリニック

  • 院長: 青木洋(泌尿器科専門医・内分泌代謝科専門医)
  • 所在地: 東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
  • アクセス: 京急蒲田駅西口から徒歩1分(西口ペデストリアンデッキの正面)
  • 診療時間: 月・火・水・金 9:00-13:00/15:00-18:00(金曜は20:00まで)、土 9:00-13:00
  • 休診日: 木曜・土曜午後・日曜・祝日
  • 電話: 03-6715-8803
  • 特徴: 痛みの少ない泌尿器科検査、プライバシーに配慮した診療環境、東邦大学医療センターとの連携、働く世代に配慮した診療時間

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かまた腎泌尿器内科クリニック

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9:00~13:00

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15:00~18:00
18:00~20:00

金曜日は20時まで診療しています。

受付は15分前終了

休診日 : 木曜・土曜午後・日曜・祝日

院長室
待合室
診察室
手術室
レントゲン室

監修医師

院長 青木洋

日本泌尿器科学会専門医
日本性感染症学会認定医

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