当院の前立腺生検について
当院では前立腺生検を日帰りで施行しております。
前立腺癌の生検方法には2種類があり、それぞれ経会陰式前立腺生検、経直腸式前立腺生検がございます。当院では全例日帰りで経会陰式前立腺生検を施行しております。経会陰式生検は直腸を穿刺しないため、出血や感染症をおこすリスクが少ないです。麻酔方法は基本的には局所麻酔です。
※腰椎麻酔は要相談です。
施行の流れに関して
- 手術前の検査(感染症採血、レントゲン、心電図)を施行します。
- 検査当日は12時ごろに来院、12時30分より検査を開始いたします。
- 尿道カテーテルを挿入の上、会陰部から局所麻酔をして、生検針を10本程穿刺します。検査は30分程度で終了します。
- 15時まで院内で経過観察し、血尿がないことを確認し帰宅となります。
- 検査翌日に尿道カテーテルを抜去いたします。
- 結果は約2週間後に説明いたします。
開院以来、合併症なく施行できておりますので、安心してうけていただけると考えております。不明点はお電話にて承りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
監修医師
日本泌尿器科学会専門医
日本性感染症学会認定医
院長 青木洋