試験や会議前の「急なトイレ」を克服!|蒲田の泌尿器専門医が教える、緊張に負けない頻尿対策
こんにちは。大田区蒲田にある「かまた腎泌尿器・内科クリニック」院長の青木洋です。
2月も下旬に入り、寒さの中にも少しずつ春の気配を感じる季節となりましたね。ラグビーシーズンも終わりに近づいて参りました。
さて社会人の方は重要なプレゼンや決算期の会議など、「絶対に失敗できない」場面が増える時期ではないでしょうか。「ここぞ!」という大事な局面で、ふと頭をよぎる不安はありませんか?
「プレゼンの直前になると、必ず尿意が襲ってくる」「さっき行ったばかりなのに、また行きたい気がする」緊張するとトイレが近くなる。
今回は、そんな「緊張による頻尿(心因性頻尿)」や、それに関連する「過活動膀胱」について、専門医の視点からお話しします。
蒲田・京急蒲田エリアで頑張る皆さんの情報をお届けできれば嬉しいです。
その尿意、実は「心因性頻尿」かもしれません
✅ 心因性頻尿・過活動膀胱のチェックリスト
以下のような傾向がある場合、それは精神的なストレスや緊張が膀胱に影響を与えているサインかもしれません。
- 「特定の場面」だけ: 家でリラックスしている時や、夜寝ている間はトイレの回数は普通だ。
- 予期不安: 外出する直前や、大事な用事の時間が近づくと、急にソワソワしてトイレに行きたくなる。
- 場所への執着: 初めて行く場所で、トイレの位置が分からないと不安でパニックになりそうになる。
- 意識すると悪化: 試験中や会議中、「今トイレに行ったら目立つな」「抜け出せないな」と考えると、余計に行きたくなって冷や汗が出る。
- 尿量は少ない: 限界だと思ってトイレに駆け込んでも、実際に出る量はほんの少しだけ。
なぜ「大事な時」に限ってトイレに行きたくなるのか?
脳と膀胱のホットライン
通常、膀胱におしっこがある程度溜まると、その信号が脊髄を通って脳に送られ、「そろそろトイレに行こうかな」と感じます。これは正常な反応です。
脳が強いストレスや緊張を感じると、交感神経が興奮状態になります。すると、脳と膀胱をつなぐセンサーがおかしくなります。
- センサーが過敏になる(知覚過敏)
普段なら気にならない程度の少量の尿しか溜まっていないのに、脳が過剰に反応して「すぐに出せ!」という強い信号(尿意)を誤って送ってしまうのです。 - 膀胱が勝手に収縮する(排尿筋の収縮)
さらに、自律神経の乱れにより、自分の意思とは無関係に膀胱が収縮してしまうことがあります。これが「過活動膀胱」の症状の一つです。
脳が緊張というストレスに対して「非常事態だ!」と勘違いして、緊急アラート(尿意)を鳴らし続けている状態なのです。
専門医が伝授!当日を乗り切る「3つの戦略」
試験や会議の当日にすぐに使える、医学的なテクニックとコントロール術をご紹介します。
戦略1:「お守り代わりの薬」を持つ
これが最も即効性があり、かつ安心感につながる確実な方法です。
私たち泌尿器科医は、過敏になった膀胱の収縮を抑えたり、感覚をリラックスさせたりするお薬(抗コリン薬やβ3作動薬など)を処方します。
「この薬を持っているから大丈夫」「飲んだから、少なくとも数時間は平気だ」という精神的な安心感が、脳の緊張を解き、負のループを断ち切る強力な武器になります。
戦略2:水分コントロールのコツ
ポイントは「飲み方」と「種類」です。
- カフェインを断つ: コーヒー、紅茶、エナジードリンクは避け、「水」や「麦茶」にしましょう。
- ガブ飲みしない: 口の中を潤す程度に、少しずつ飲むのがコツです。
- 「90分前」で調整: 試験開始の90分前くらいからは水分の摂取を控えめにすると、本番中の尿意のピークを避けることができます。
戦略3:「深呼吸」で脳を騙す
焦れば焦るほど、交感神経が高ぶり、膀胱はさらに収縮します。そんな時は、意識的に「吐く息を長くする深呼吸」を繰り返してください。
息を長く吐くと、副交感神経(リラックス神経)が優位になり、脳に対して今は非常事態ではないことを知らせます。
私の診療への想いと信条
検査データが正常であっても、ご本人が「生活に困っている」「不安で実力が出せない」という事実は、解決すべき立派な医学的課題です。
「大事な会議の前の30分だけ効いてくれればいい」そんな具体的なご希望に合わせて、ベストな乗り切り方を一緒に考えましょう。
受験生・ビジネスマンの方へ〜当院のサポート体制
大田区蒲田地域の皆様へ
- アクセス良好: 京急蒲田駅西口から徒歩1分。学校や仕事帰りに立ち寄りやすい立地です。
- 快適な待合室: フリーWi-Fi完備。待ち時間に参考書を広げたり、仕事をしたりしても構いません。
- 夜間診療: 金曜日は夜20時まで診療しています。
よくいただくご質問
- Q. 受験生(未成年)ですが、受診できますか?
- A. はい、もちろんです。毎年この時期は中学生・高校生の方も多く受診されます。※高校生以下の初診は、基本保護者の方の同伴をお勧めしています。
- Q. 薬を飲むと眠くなりませんか?試験に影響しませんか?
- A. 集中力に影響しにくい「β3作動薬」など、副作用の少ないお薬を選んで処方しますのでご安心ください。
- Q. 精神的なものだと言われましたが、まずは心療内科でしょうか?
- A. 症状が「頻尿」であれば、まずは泌尿器科で身体的な原因がないか確認することが重要です。その上で必要に応じ心療内科とも連携いたします。
最後に〜その「緊張」を「自信」に変えるために
大事な場面で緊張するのは、あなたがそれだけ真剣に取り組んでいる証拠です。一人で悩まず、私達にお任せください。全力で応援します!
クリニック情報:かまた腎泌尿器・内科クリニック
- 院長: 青木洋(泌尿器科専門医・内分泌代謝科専門医)
- アクセス: 京急蒲田駅西口から徒歩1分
- 電話: 03-6715-8803
- 特徴: 心因性頻尿・過活動膀胱の治療、受験生サポート、東邦大学医療センター連携
東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
京急蒲田駅西口 徒歩1分
TEL: 03-6715-8803
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金曜日は20時まで診療しています。
受付は15分前終了
休診日 : 木曜・土曜午後・日曜・祝日
監修医師
日本泌尿器科学会専門医
日本性感染症学会認定医
院長 青木洋