突然の背中や腰の激痛(尿路結石)の原因と対策は?|蒲田の泌尿器科専門医が結石予防を解説

突然の背中や腰の激痛(尿路結石)の原因と対策は?|蒲田の泌尿器科専門医が結石予防を解説

もしかして、こんなお悩みはありませんか?

「ある日突然、背中から腰にかけて経験したことのないような激しい痛みに襲われた…」
「血尿が出て驚いたけれど、痛みには波があるから様子を見てしまっている」
「以前に尿路結石をやったことがあり、また再発するのではないかといつも不安だ」

皆さんは、こんなお悩みやご経験はありませんか?
尿路結石は一度治っても再発しやすいという特徴があります。だからこそ、日々の生活の中での「正しい予防」が非常に大切です。

この記事では、私の臨床経験を踏まえ、結石の中でも特に多い「シュウ酸カルシウム結石」と「リン酸カルシウム結石」の予防法について詳しく解説していきます。蒲田で泌尿器科をお探しの方や、結石の不安を抱える方の参考に少しでもなれば嬉しく思います。

なぜこの症状を放置してはいけないのか

尿路結石の痛みは、石が尿管内に動くことで生じます。そのため、石がピタッと止まったり、ある程度隙間ができたりすると、嘘のように痛みがスッと引きます。「あ、痛みが治まったからもう大丈夫かな」と安心してしまいがちです。

しかし、痛みがないからといって放置した結果、知らないうちに石が尿の通り道を塞いだままになってしまい、腎臓の機能に負担をかける可能性があります。また、尿が滞ることで細菌が繁殖しやすくなり、重い感染症(腎盂腎炎など)を引き起こす可能性も否定できません。

痛みがある時はもちろんですが、痛みが引いた後でも「石がどうなったか」を一度しっかり確認することが、ご自身の体を守るために大切だと私は考えています。

見逃してはいけない症状と原因

注意すべき症状チェックリスト

  • ✅ 突然、背中や腰、脇腹に差し込むような激しい痛みが出た
  • ✅ 尿に血が混じっている(血尿が出た)
  • ✅ 痛みとともに、吐き気や嘔吐の症状がある
  • ✅ 下腹部痛や、残尿感(尿がスッキリ出切らない感じ)がある
  • ✅ 以前にも尿路結石と診断されたことがある

もしこれらの症状に心当たりがある場合は、早めに泌尿器科でご相談いただくことをお勧めいたします。

医学的根拠に基づく原因分析

尿路結石の大部分は、「シュウ酸カルシウム」や「リン酸カルシウム」という成分が結晶化してできたものです。まれに「尿酸結石」や「シスチン結石」もありますが、8〜9割は前述のカルシウム結石です。

シュウ酸は、私たちが普段口にする多くの食品に含まれる成分です。これが体内でカルシウムと結合し、尿の中に過剰に排出されると、石のように固まってしまう可能性があります。つまり、「水分補給」だけでなく、この「シュウ酸」や「リン酸」をいかにコントロールするかが、結石予防の最大の鍵となるのです。

日常生活でできる対策と当院の治療方針

日常生活で心がけていただきたいこと

1. シュウ酸を含む食品の摂り方に工夫を
シュウ酸は、ほうれん草、タケノコ、チョコレート、コーヒーなどに多く含まれています。大切なのは「食べ合わせ」です。コーヒーにミルクを入れる、ほうれん草のお浸しにちりめんじゃこや鰹節(カルシウム)を添えるといった、ちょっとした工夫が予防への第一歩となります。

2. 動物性タンパク質と塩分を控えめに
お肉などの動物性タンパク質を多く摂りすぎると、尿中の尿酸やカルシウムが増え、結石ができやすい環境を作ってしまいます。また、塩分の摂りすぎも尿中のカルシウム排泄を促してしまうため注意が必要です。

3. 夕食から就寝までの時間をあける
食べてすぐ寝てしまうと、睡眠中に尿が濃縮され、結石が作られやすくなる恐れがあります。夕食から就寝まで3〜4時間ほど空けるのが理想的です。就寝前に水分摂取をすることも大切です。

当院での診療への取り組み

かまた腎泌尿器・内科クリニックでは、「二度と同じ痛みを味わわないための予防」にも力を入れています。超音波(エコー)検査やレントゲン検査、尿検査を用いて、結石の状態を丁寧に評価します。その上で、専門医としての知見を活かし、患者様お一人おひとりの生活習慣に合わせた具体的なアドバイスをご提案させていただきます。

よくいただくご質問

Q. ほうれん草は絶対に食べてはいけませんか?

A. そんなことはありません。カルシウムと一緒に摂ることでシュウ酸の吸収を抑える効果が期待できます。茹でて水にさらす調理法もお勧めです。

Q. カルシウムの摂りすぎが結石の原因になりますか?

A. 実はこれは大きな誤解です。現在では「適量のカルシウムを摂取した方が、腸内でシュウ酸と結びついて結石を予防できる」という考え方が一般的になっています。

Q. 小さな石なら自然に出ますか?

A. 数ミリ程度の小さなものであれば自然に排出される可能性は十分にありますが、自己判断は難しいため、一度専門医による検査をお勧めいたします。

最後に〜気になる症状があればお気軽にご相談ください

尿路結石は、誰もが突然発症する可能性のある身近な病気です。「こんな些細なことで泌尿器科に行ってもいいのかな?」と迷われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全く気になさらないでください。

蒲田の泌尿器科専門医として、大田区地域の皆様の健やかな毎日を全力でサポートさせていただきます。京急蒲田駅徒歩1分、金曜日は夜20時まで診療しております。どうぞお気軽にお越しください。


クリニック情報

かまた腎泌尿器・内科クリニック

  • 所在地: 東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
  • アクセス: 京急蒲田駅西口から徒歩1分
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  • 電話: 03-6715-8803

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監修医師

院長 青木洋

日本泌尿器科学会専門医
日本性感染症学会認定医

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