
季節の変わり目の頻尿の原因と対策は?|蒲田の泌尿器科専門医が過活動膀胱の悩みを解説し、あなたに寄り添います
もしかして、こんなお悩みはありませんか?
暑い夏から涼しい秋へと移り変わるこの時期。
「最近、なんだかトイレが近くて…」「夜中に何度も起きてしまう」
「急にトイレに行きたくなることが増えた」「大切な場面でトイレのことが気になってしまう」
そんなお悩みを抱えていませんか?
私は、かまた腎泌尿器・内科クリニック院長の青木洋と申します。2024年5月より大田区蒲田地域の皆様の健康を泌尿器科専門医の観点からサポートするために開院しました。
頻尿の症状でお悩みの方は決して少なくありません。特に季節の変わり目には、このような症状でご相談いただく方が増える傾向があります。
今日は、なぜ季節の変わり目に頻尿が起こりやすいのか、そして日常生活でできる対策について、私の経験に基づいてお話しさせていただきます。
患者様の声から気づいた大切なこと
頻尿は単なる身体の症状ではなく、患者様の日常生活や人間関係にも大きな影響を与えています。
「会議中にトイレのことが心配で集中できない」「夜中に起きるので家族に申し訳ない」
「外出先でトイレの場所をいつも確認してしまう」
このような声をお聞きするたびに、症状の改善だけでなく、患者様の生活の質の向上が重要だと感じております。
なぜ季節の変わり目に頻尿が起こりやすいのか?
見逃してはいけない症状の特徴
季節の変わり目に頻尿の症状を感じる方には、以下のような特徴がよく見られます:
日中頻尿:8回以上のトイレ(通常は4-7回程度)
夜間頻尿:夜中に2回以上トイレで起きる
尿意切迫感:突然強い尿意に襲われる
切迫性尿失禁:トイレまで我慢できない
これらの症状が急に現れたり、悪化したりする場合は、適切な医療機関での相談をお勧めします。
私が考える季節変化の影響
私の臨床経験から、季節の変わり目に頻尿が起こりやすい理由として以下が考えられます:
自律神経系への影響
気温の急激な変化により、体の調節機能を司る自律神経のバランスが変化することがあります。膀胱の働きも自律神経によってコントロールされているため、このバランスの変化が症状に影響を与える可能性があります。
水分摂取パターンの変化
夏から秋にかけて、多くの方が水分摂取のパターンを変化させます。この変化が膀胱機能に影響を与えることがあります。
過活動膀胱の症状変化
既に過活動膀胱の傾向がある方は、季節の変わり目に症状の変化を感じやすいと言われています。
心理的な要因
季節の変化による生活リズムの変化や、症状への不安などが膀胱機能に影響することもあります。また心理的な影響で多飲となっていることも多いです。
日常生活でできる対策と治療への取り組み
生活習慣で心がけていただきたいこと
私が患者様にお勧めしている、日常生活での対策をご紹介します:
適切な水分摂取の管理
1日1〜1.5リットル程度を目安(個人差があります)に、少量ずつこまめに摂取することをお勧めしています。ただし頻尿の原因でとても多いのが「多飲」であり、飲み過ぎも注意です。
膀胱訓練について
尿意を感じてもすぐにトイレに行かず、段階的に我慢する時間を延ばしていく方法です。ただし、無理は禁物です。体調や症状に応じて、適切な方法をご相談ください。無理な膀胱訓練は腎不全を助長する可能性があります。
骨盤底筋体操の実践
膀胱を支える骨盤底筋を強化することで、症状の改善が期待できる場合があります。肛門を締める動作を繰り返す体操ですが、正しい方法で行うことが重要です。過活動膀胱にはダイエットがとても効果的です。
生活習慣の見直し
カフェインやアルコールは利尿作用があるため、摂取量やタイミングを調整することを推奨いたします。夜間頻尿、夜間多尿がある方は寝る前の水分量の調整が必要です。
頻尿に対しての当院での診療方針
丁寧な問診と検査
患者様の症状の経過や生活状況を詳しくお聞きし、必要に応じて尿検査、超音波検査などを行います。
個別に合わせた治療方針
患者様の症状の程度や生活スタイルに応じて、最適な治療方針をご提案します。薬物療法から生活指導まで、様々な選択肢の中からお選びいただけます。
頻尿から「がん」が見つかることも少なくなく、そのような場合は、東邦大学大森病院や東京蒲田医療センターを紹介させていただいております。
蒲田での開業に込めた想い
なぜ京急蒲田駅前を選んだのか
東邦大学医療センターで勤務していた頃、多くの働く世代の患者様から「平日の診療時間に間に合わない」「駅から遠いと通院が続かない」というお声をいただきました。
そのような患者様の声にお応えするため、京急蒲田駅西口から徒歩1分という立地を選び、金曜日は20時まで診療を行っています。
西口ペデストリアンデッキからすぐ見える場所にあり、お仕事帰りでも安心して受診いただけます。
地域の皆様への想い
私は、専門的な治療だけでなく、地域に根ざしたクリニックを目指しています。
頻尿などの泌尿器の症状だけでなく、風邪や花粉症などの急性疾患、高血圧や糖尿病などの慢性疾患についても、大田区蒲田地域の皆様をサポートいたします。
女性やお子様にも安心して受診いただけるよう、院内環境にも配慮しており、スタッフ一同が笑顔で優しく対応できるクリニックを目指しています。
患者様からよくいただくご質問
Q: 頻尿は年齢による変化なのでしょうか?
A: 加齢に伴う変化もありますが、適切な診断と治療により症状の改善が期待できる場合も多くあります。年齢を理由に諦めず、まずはご相談ください。当院には95歳の患者様も通院されており、症状も改善されております。
Q: 薬による治療について教えてください
A: 過活動膀胱に対する薬物療法は選択肢の一つです。患者様の症状や体調に応じて、最適な治療方法をご相談させていただきます。
Q: 女性でも泌尿器科を受診できますか?
A: もちろんです。当院では女性の患者様も多く受診されています。プライバシーに配慮した診療環境を整えており、安心してご相談いただけます。
Q: どの程度の症状で受診すべきでしょうか?
A: 症状の程度に関わらず、日常生活に支障を感じるようでしたら、お気軽にご相談ください。早期のご相談により、より良い改善が期待できます。
Q: 忙しくて定期的に通院できるか心配です
A: 京急蒲田駅徒歩1分、金曜20時まで診療しており、お忙しい方にも配慮しています。症状や治療方針により通院頻度は調整可能です。待ち時間に関しても可能な限りストレスを感じていただかないよう診療しております。
診療体制について
診療時間
- 月・火・水・金:9:00-13:00 / 15:00-18:00(金曜は20:00まで)
- 土:9:00-13:00
- 休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
対応可能な症状・疾患
- 頻尿、過活動膀胱
- 尿路結石、前立腺疾患
- 泌尿器がん(検診・精密検査)
- 性感染症
- 一般内科疾患
- ED、男性更年期
最後に〜気になる症状があればお気軽にご相談ください
泌尿器科専門医・内分泌代謝科専門医として、患者様お一人おひとりの症状に合わせた診療を心がけています。
症状の程度に関わらず、気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
大田区蒲田地域の皆様の健やかな毎日のために、スタッフ一同、心を込めて診療に取り組んでおります。
かまた腎泌尿器・内科クリニック
- 院長:青木洋(泌尿器科専門医・内分泌代謝科専門医)
- 所在地:東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
- アクセス:京急蒲田駅西口から徒歩1分(西口ペデストリアンデッキの正面)
- 診療時間:月・火・水・金 9:00-13:00/15:00-18:00(金曜は20:00まで)、土 9:00-13:00
- 休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日
- 電話:03-6715-8803
- 特徴:頻尿・過活動膀胱の専門的診療、東邦大学医療センターとの連携、働く世代に配慮した診療時間、プライバシーに配慮した診療環境

東京都大田区蒲田4-15-8 シュロスバッカス6F
京急蒲田駅西口 徒歩1分
TEL: 03-6715-8803
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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9:00~13:00 9:00-13:00 |
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18:00~20:00 | ● |
金曜日は20時まで診療しています。
受付は15分前終了
休診日 : 木曜・土曜午後・日曜・祝日





監修医師

日本泌尿器科学会専門医
日本性感染症学会認定医
院長 青木洋